鳥取県米子市で占いとカウンセリング、レイキヒーリングをして、人生を変えるお手伝いをしています。ふじ原ツトムです。
前回のブログで子供を「ほめる」って事について、素質の違いのをお話しました。
そのブログを書く時にネットを調べていて、「子供のやる気を引き出す魔法の言葉5選」ってのを見つけたんですね。
ちょうど、「子供が勉強をするようになる素質ごとの対策ってないですか?」って聞かれていたところで、いまその事を調べているんです。
このネットの記事に書いてあること自体は正しいとは思うのですが・・・・
毎回言いますが「素質」が違うので、「万能」の方法は無いんですよ。
場合によっては効果が薄いどころか、逆効果だったりもします。
この記事の内容にしたがって「素質」の違いを書いてみたいと思いますね。
まず一つ目はここでは、子供は成長するにつれてなんでも自分でするようになるんだと考えてしまいがちで、環境などを与えればかってにやってくれると思ってないか?って事を書かれています。
そして、自発的にやってくれるのなら問題ないのですが、そうでないなら「もしやる気が見られないときは、思い切って子供と一緒に親もやってみましょう」と書かれています。
たしかにこれは一理ありますね〜
ここでは、子供と机をならべて一緒に問題を解くぐらいしたらどうかと書いてるんですよ。
そうなんですよ。素質以前の問題としてやたらと「勉強しろ」っていう親は勉強してないわけですよ(過去にはしたかもしれないですが)
例えば、仕事をまったくできてない人に「仕事しろ」って言われてやる気なんて起きませんよね。
その人がいくら過去に仕事ができた人でもです。
自分が学生時代はしていたなんて通じないんですよ。
その親が大人になってからも、資格をとるとか仕事に必要なこととか趣味でもよいですけど家でよく勉強しているならまだ別なんですが・・・・・
勉強するってある種の「習慣」なんですよ。言い換えれば「クセ」です。
習慣になっていれば勉強するのが普通で、やらないほうが気持ち悪いんですね。
親が高学歴な子供が勉強するのが苦ではないことがあるのは、それは親も普段から勉強している姿を見せているからだったりします。
子供は親の真似をしますからね。
ただ、これも「素質」も左右はされます。
「素質」の話からずれましたね^^;
ではパーソナル心理学的なお話です。
この考え方ってHベクトルには大正解なんです。
これを書いた人って他の内容もHベクトルっぽいん出すよね〜
この話の流れで、ほめる時は「すごいね!ママも嬉しい!」って「ママ」も嬉しいことを伝えろって書いてあるんですよ。
これ完全にHベクトルが喜ぶセリフです。
Hベクトルは「他人軸」です。
他人軸なので「軸」が相手の方にあるんですね。なので「自分が嬉しい」のはもちろん嬉しいのですが、それ以上に「相手」が嬉しがっている方が嬉しいのです。
言い換えれば自分が嬉しかったとしても、「相手」が喜んでないとしょんぼりします。
自分があまり嬉しくなくても、相手が喜んでくれたらそのことの方が嬉しいのですね。
その相手は一番は「お母さん」です。
そして、他人軸の人は「一緒」も重要です。ここでよく勘違いされるのは、一緒が好きだから大人数が好きなのかと思われてしまいますが、4種類いる他人軸の中で3種類はそうでもありません。
「自分が好きな人」と一緒がよくて、「大勢」がよいわけでは無いんですね。
なので、お母さんが一緒に始めてくれたりすると確かに頑張ります(年齢にもよりますが、とくに男の子は)
ここでよく自分軸が強いお母さんが勘違いしますが、「一緒に」を「一緒の部屋にいれば」とか「一緒について行けば」と思ってますが、「一緒にやる」でないと他人軸が強いタイプには「一緒」ではありません。
まさにHベクトルにこのやり方はOKなんです。
ところがですよ。
Eベクトルの特に自分軸が強いタイプとAベクトルの中の一部はこれは嫌がります。
特に自分軸が強いタイプにこれをやっちゃうと、「干渉」されてるとしか思いません。
自分軸が強いタイプは「自立心」も強くてまだ小さいうちから「自分」でやりたいんです。
それは「できる」「できない」は関係なくとにかく「自分1人で」やらなないと気がすまないんですね。
それと人にペースを合わせるのも嫌いですから、そもそも「誰か」と一緒にするのはストレスでしかありません。
例えば、他人軸の強い僕は1人で何処かに行くのが苦手です。
なのでよく買い物とかに人に付いてきてもらうんですが、同じ他人軸の人と行くと買い物で見て回るペースが一緒なんですね。
これはお互いが合わせるからです。
ところが自分軸が強い人とだと、相手がスタスタと行っちゃうんですよ^^;
これ自分軸が強い人からみたら全く気にならないんですが、他人軸の強い僕は気になるんですね。
逆に自分軸が強い人に「僕に合わせて動け」って言うとストレスなんです。
自分軸が強い人は子供の時から、自分で何でもやりたがるので「自主性」にまかせないと、変に「一緒」をしすぎるとそれ自体が極度のストレスになって精神的に病んじゃったりします。
これAベクトルの一部のタイプも理由は少し違うんですが、同じように自分で何でもしたがります。
これはこのタイプが「完璧主義」で「失敗」とか「出来ない」っていうのを人に見られたくないんですね。それは小さなときからそうです。
なので、「一緒」にされてしまうと「できてない時」や「失敗」を見られてしまいます。
このタイプは「できるようになってから」しか人に見られたくないんですね。
でも、こう言う「一緒」が正しいと思い込んでいるお母さんはそんな「失敗」の場面で、「大丈夫だよ。こんどは頑張ろうね〜」とか言います。
これこのタイプには「屈辱」でしかありません。
ありませんから、それを続けると「何もしなければ失敗」を見られることもないだろうと、何もしなくなってしまいます。
この「ママも嬉しい」って言うのも、自分軸が強いタイプが相手だと、嫌ってわけではないので逆効果になることはないんですが・・・・
個人主義の強い自分軸のタイプは、「自分自身を正当に評価」してほしいのですよ。
そこに何故か「他人の状態」が入ってきちゃうと「???」ってなります。
「それは、あなたの事で今は私の評価をすべきところでは?」ってね。
なんか、「押し付けられてる」みたいにも感じてしまいます。
当然ですが、自分軸の強い親が他人軸の強い子供に言うと・・・・
その子の評価だけでになってしまうので、「褒められてる」のですが「冷たい」とか「何も感じてないんだ」みたいに思われてしまいます。
この魔法の言葉5選では。
結果を生むまでのプロセスをほめることでやる気になると言う事も書いています。
これもHベクトルには通用します。
Hベクトルは「なんで」が重要なので結果よりも、プロセスとか意気込みみたいな事が重要だからです。
ところがEベクトルの人達は、「結果主義」です。
プロセスがなんであれ結果が問題なんですよ。
しかもEベクトルの多くは自分軸の強い個人主義なので、プロセスは自分の問題だから口を出してほしくないんです。
だから逆効果になるってほどじゃないんですが、「そこは関係無いでしょ」って思って聞いてる可能性があります。
ちなみAベクトルの人達にはこれ自体には問題ないんですが・・・・
プロセスを褒めようとするとどうしても、言葉が長くなりますよね。
Aベクトルの人達にはイメージが重要なんで、長くなると「説明」されてるみたいで「褒められてる」ってイメージが無くなっちゃうんですよ。
彼等には「すごいね〜」で十分なんです。「どう凄いか」は自分のイメージでいたいので。
次にこんなことが書いてあります。
「新しいことへのチャレンジは不安になるから『君ならできる』と伝える」
そうすると子供は「できるかもしれない」と思い始めると・・・・
え〜〜っとこれを書いた人は、きっとHベクトルでホープですね^^
Hベクトルでホープ。
松岡修造(笑)
これね〜僕がこのブログでよく書いていますが、ホープとケアって素質の違いなんですよ。
ざっくり言うとホープがポジテイブで、ケアがネガテイブです。
ブログでなんども書いてますが、だからってネガテイブがダメとかは全く違いますよ。
ネガテイブな事は問題ありません。
でも、これをケアが強いタイプが言われると・・・「そう思えない」事に落ち込んだり、「考えなしに適当に言うな」って「ちゃんと見てくれてない」って思われてしまいます。
「でも、ポジティブな方が正しい」みたいな考えがあるから、「そう思えない自分」がダメなんじゃないかって「自信」を失ったり「自己肯定感」が低くなったりします。
これは完全に逆効果ですね。
むしろ自信を失わせたり、そう思わなければって「ポジティブなふり」をするようになったりして「本音」を言わなくなります。
ケアのタイプには、そのネガテイブに思っている原因を一緒に考えてあげて、それにどう対処したら良いかを考えさせるようにしないとダメなんですよ。
だから、「ケア」って言うんです。
ネガテイブな事を考えるのはそれを「ケア」しておきたいからなんですね。
そしてそれをケアしていく事で、ポジティブになるんですよ。
「君ならできる」とかばかり言われちゃうと、ケアができないしその事をわかってくれてないと思うので余計に不安になるんですね。
それとこのお話の流れで、「文章を書くのが下手でも、『作家の才能がある!』」みたいに言うとでやる気が湧いてくるって書かれてます。
これはケアって言うより、フィックスが相手だと微妙です。
フィックスは論理思考でリアリストです。
すると「リアルな評価」がして欲しいのですね。
現実には「文章が下手」なのに、「なんの根拠もなく」そう言われちゃうと「見てない」とか「何を根拠に?」ってむしろ不信感になります。
フィックスが強いリアリストなタイプには、できていない事は「できてない」とリアルに評価する必要があるんですよ。
ダメ出しとは違いますよ。
「上手く行かない」部分もちゃんと見てるってことで、だから「次は頑張ろうね」って言う話なんですね。
これがあってはじめて、できている部分を褒めるのに意味が出てきます。
ここを「なんの根拠もなく」にしちゃうと、そのできている部分をほめたのも「なんの根拠もなく」だと思ってしまうんですよ。
逆にフレックスが強いタイプにできてない部分をリアルに評価すると、それ以外をどんなに褒めても「怒られた」と思ってしまいます。
フレックスの人はイメージが重要で、そのイメージによって内容が決まってしまいます。
だから、どんなに褒めていてもどこかに指摘が入っているとそのイメージになってしまうんですね。
この辺りはフィックスの人が理解が難しいことろで、フィックスには褒められた部分と指摘された部分は、それはそれこれはこれと分けれれるんですがフレックスの人はどちらか強く感じた方のイメージになってしまって話の内容は関係なくなります。
フレックスのタイプにどうしても指摘が必要な時は、ほめるのとは別の時にしたほうがよいです。
イメージができたりピンとくればなんでもできちゃうフレックスには、今回のような下手な文章を書いていても「作家の才能がある!」みたいに「できるかも」と思わせるのは有効です。
最後にこのお話にはこう書いてあるんですね。
子供にやる気を出させるには2通りで、一つはアメとムチを使った外発的な方法ともう一つは自らが「やりたい」と思ってくれる「内発的」な方法。
外発的な方はあまり意味がないので、内発的な方を使いたいですね。
ただ、ここでこのアメとムチって言葉で勘違いされるのが、やる気にさせるのに「ご褒美」を出すっていうのです。
これはアメとムチをの「アメ」の方になるのかもしれませんが、これ素質のタイプによっては必要です。
フィックスが強くてリアリストなタイプの中には、「わかりやすいリアルな結果」が必要なタイプがいて、このタイプは「自分の損得」が重要なんです。
スポーツとかなそれ自体が楽しいとかだとよいのですが、勉強の場合はこのタイプにはよっぽど子供の時から明確に「医者になりたい」とか決めてない場合は「自分の損得」につながらないんですね(このタイプで医者になる人は少ないですが・・・)
テストの点や通知票は単なる「数字」でしかなくて、落第したりって実害がなければよいんですよ。
その数字に「リアルな自分の損得」があれば勉強にやる気がでます。
なので、点数で決まったお小遣いをあげるのが一番やる気がでるんですね。
だから、これはアメとムチの「アメ」のようですが、このタイプには「内発的」な方法になるんですよ。
今回のお話は「やる気」なんで、スポーツとか家の手伝いとかいろいろあるとは思います。
でも、多くの場合は「勉強」でしょう。
今回は「テクニック」として書きました。
でもね〜僕は思うんですが「内発的」にやりたいって思ったらテクニックなんて使わなくても勝手にやりますよ。
そして多くの「勉強させたい親」は、こんな「素質」によってかける言葉や受け取り方が違うなんて「勉強」してません。
勉強する必要がある明確な理由やビジョンも言えません。
これからの社会で勉強や学歴がどう影響するかも明確に言えないでしょう。
今からの世界は(もうすでにだけど)、学歴は何かの専門分野、医者とか弁護士とかロボット工学とかそんなものには必要でしょう。
でも、「良い会社に入って」とか「高学歴で高収入」だとかはもうありません。
多くの会社は専門性以外の学歴を必要としていません。
学歴が高いことが収入につながるわけでもありません。
ましてや、勉強ができて学歴が高い事が将来の幸せにはつながりません。
こんな事は少し今の世界や経済をみればわかることです。
幸せに楽しそうに生きている人がどんな人かをね。
そんな「勉強」もしてないんです。
ホントはね。
まず勉強しないといけないのは、そんな勉強のことばかり気にしてる親の方なんですよ。
そしてそんな事に拘る親のほうが幸せで楽しく生きていない事がほとんどです。
自分の人生をよい方に変えるための「勉強」をしないからです。
今回の「魔法の言葉」みたいのも、そんな「魔法」なんてありませんよ。
子供は一人ひとり全て違うんですから、それをよく見て自分でわからないなら調べたり聞いてみてそれで「その子のその子らしさ」をみつけてあげればよいんです。
子供がテストの点をよくするために「魔法」を使おうとしているようなものですよ。
それと同じでしょ。
僕のパーソナル心理学は「魔法」ではないので、「その子らしさ」を見つけてあげるヒントに使えるんです。
それではこれで終わります。
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