2015.01.15 Thursday
やりたい事に出会うには
JUGEMテーマ:人生論

前回の「やりたい事をして生きていく」とお話がつながっているので、前回を読んでいない人は合わせて読んでくださいね。
前回のお話で、「やりたい事」「夢」とかにたどり着くのに「ドラマチック」なお話は必要ないって書きましたよね。
この事って実は多くの人が「やりたい事で生きていく」事を諦めさせる原因にもなってるんです。
前回も書きましたが、そんなドラマチックな出来事も環境も無いわけですよ。
これも前回書きましたが、成功者とか夢を叶えた人とかのお話にはそんなドラマチックなお話がつきものですよね。
「成功の〜」とか「夢をかなえる〜」みたいな本やセミナーなんかでも出てくるでしょ。
そして、何かの出会いやきっかけがあってその夢をめざして突き進んでいった〜なんて話も多くありますよね。
そんな話を聞くとですね。
「そんな環境ないよ」「そんながむしゃらにやれないよ」って思ってしまうんです。
だから、「良い話」ではあるけど「自分ができる」とはなかなか思えないんです。
皮肉なことに人生を良くしたいって思いながらそんなお話を多く聞いてるうちに、ドンドン何処かで「自分と違う」って感情も芽生えてしまうんです。
確かにそんなお話を聞いて、そこから突き進んでいく人もいるにはいるんですよ。
でもそれは極わずかです。
しかし、そう言うお話をする場ではその極わずかな「上手くいった例」だけを伝えます。
ひねくれ者の僕はそんなお話を聞くと「できない人」の方に注目しちゃうんですね。
出来る人はほっておいたって出来ますからね。僕の仕事は「弱い人」を手助けすることなんですから〜
僕にはそう言う「成功の〜」的な話はどこか、「強者」を選別しているに過ぎなく見えてるんです。
少しお話がそれてきましたね。
そうやって「夢」を与えるようにみえて、絶望を摺りこんでしまってる感のある「ドラマチック」なお話なんですがね。
実際の所は多くはかなり「盛って」あります。
多額の借金を背負ってどうにもならない時にあるものに出会い、全てを投げうってそれをやった結果いまは大成功しましたとか。
何も目標の無いサラリーマンをただやってる生活の中で、ある人に出会ってまるで雷に打たれたような衝撃を覚えて、会社に辞表を叩きつけて全てを売り払って頑張って来て成功しましたとか。
ありがちな話でしょ^^
もちろん、ほんとにそんな人もいますよ。
でもね〜僕も会社を経営してましたからわかりますが「多額の借金」をするには「それなりにもの」があるから出来るんですよ。
まるでマイナスからの復活みたいに話してたりしますが、よく聞いてみると親とか奥さんがお金持ちだったりすることも多いんです。
「出会ってまるで雷に打たれたような衝撃を」みたいに言ってても、ほんとはいろいろなセミナとかでその人の話は知ったりね。
まるで、話を聞いて気づいてすぐに辞表を叩きつけたように聞こえますが、そう思ってから3年ぐらい経ってから辞表をそっと出してたり(笑)
まったくの嘘じゃないですがそんな「ドラマチックじゃない部分」を話さずに、ちょっと大げさにお話をつなげただけだったりもします。
夢は夢でもそんな「夢物語」に翻弄されちゃってる人って多いのです。
僕の経験では、そんな話でもなくてわりとかなり寸前までは「流されてる」状態でたどり着いてるんですよ。
多くの人の勘違いは、「やりたい事」が最初にあってそれのために突き進んだと思っています。
実は逆なんですよ。
そう思いません?
イチローは子供の時に大リーガーになるって書いていたって有名な話ですよね。
でもそれはイチローに野球が出来る環境が「先にあったから」書けることではないですか?
イチローがもしもアマゾンの奥地に生まれていたら書けないでしょ。
たぶん木の棒で動物を捕まえるはうまいかもしれませんが(笑)
例えるならこんな話です。
料理をつくる時に、先に作るものを決めて材料を買ってくる場合がありますよね。
でも逆に冷蔵庫の中を見て有るものから作るものを考える場合もありますよね。
「やりたい事」に出会うっていうのは「冷蔵庫の中を見て」の方なんです。
であるのに、多くの人はドラマチックなお話に翻弄されて「やりたい事」を見つける方にばかり考えが行っています。
「材料」が揃わなければ「やりたい事」なんて見つけれないんです。
イチローや前回の宇宙飛行士の人なんかの「やりたい事」の材料は自力では揃えれないものが多いのです。
でも多くの人の材料は自力で揃えれるものなんですね。
だから自力で揃えさせられます。
ではどんな材料をそろえたら良いかですよね。
まずは、今あたえられてる仕事を一生懸命にやってみること。
でも、それが心に負担になるようならさっさと辞めてしまう。もうその仕事はそれ以上は材料にはなりえません。
そして僕がセッションの時に「やりたい事が見つからない」って相談された人に「楽しいことを探してください」って言います。
相談されてる「やりたい事」は「仕事」とか「天職」って意味ですよね。
僕が「探してください」って言ってるのは「仕事」に限ってはないです。
「楽しいこと」「興味のあること」「気になること」「偶然であったこと」なんでも良いんです。
ただ、嫌々やってることはダメ。
そうやって材料を揃えているとある時に見えてくるんですよ。
今、あなたが「やりたい事」と思ってやろうとしてたり勉強していることも「材料」なのかもしれません。
僕が「占い」を習ったのも面白そうだったからだし、レイキヒーリングは知り合いが病気になったのと「超能力」が使えたらかっこよさそうだったかで^^;
パーソナル心理学の元になる「素質論」や「動物占い」、それに心理学なんかは当時やっていた商売の為だったし。
それが揃ってから、「もしかして、セラピストがやりたいのかも」って思いだしたんです。
そう思いだしたら、それまでの良いことも悪いことも成功も失敗も生まれた環境や素質すらも「材料」だったってわかるんです。
これはセッションの時によくお話するので知っている人もいるでしょうが、「天職」って英語でなんていうか知ってます?
「calling」
「呼ばれる」って意味です。
材料が揃った時に呼ばれるのです。
それでは終わります。
占い&カウンセリング ゲッターラボ
*セッションは対面だけでなく電話(通話料無料)でも可能です
ゲッターラボ公式ホームページ
http://getterlabo.net/
ゲッターラボ公式ホームページ(スマホ、携帯版)
http://x62.peps.jp/getterlabo/
セッションの申し込み、連絡先、住所等地元の情報サイト
http://yonago.mypl.net/shop/00000315526/?hid=126517
ゲッターラボ Facebookページ
https://www.facebook.com/getterlabo1
ランキングに参加していますよかったらぽちっとしてください。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ